2016年02月19日

生活防災とエコ

本年1月にオープンしたばかりの滋賀県危機管理センターで、2月11日に防災スペシャルNHK公開放送「いざめし~生活防災とは」が行われた。初めて聞いた「生活防災」とは、「ふだんとまさか」、普段と災害時の生活をつなげる意識と知識をもつことでが防災・減災になることを示している新語だと、冒頭に説明があった。番組では、具体的な生活防災の取り組みの事例が紹介され、視聴者はクイズに参加しながら気楽な雰囲気の中で防災について学ぶことができ、興味深かった。タイトルの「いざめし」は、非常時の食事のことだが、非常時には、食事がとても重要になるため、普段からいざめしの知恵を知っておけば役立つことも分かった。何が調理器具の代用品となるか、どんな材料をおかずにできるか。何が燃えるか。「かまどベンチ」のアイデアまで。そして、生活防災で大切なことは、楽しく備えることと 地域とのつながりをつくることだそうだ。成功した地域では、あいさつの推奨、ウォーキングによる体力づくり、子どもとの共同の場づくりに力をいれたという。この番組を見て、備えの知恵の素晴らしさや工夫に驚き、防災の意識を啓発された人も多かったと思う。ところで、「いざ」という時の食糧や水の有効利用、燃料や水の節約と効率化、使いまわしや裏技、手作りや自然志向。これらの防災教育のポイントは、エコライフの主張と同じだし、エネルギーが乏しい状況下とエネルギーを終わらせられないという意識が違うことと、低炭素社会というカテゴリーにあてはめるかどうかの違いはあるかもしれないが、とにかく、エコなのである。


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 00:19