2015年10月11日

ブログ管理2

 リンク先とカテゴリを修正しました.
  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 17:30

2015年10月09日

ブログ管理

 開設してから経年変化があったと指摘を受け,当ブログに若干の変更をしました。より見やすくなっているとうれしいです.
  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 18:02

2015年10月02日

環境の予測のために、気候変動の原因を見逃したなら、、、

環境を考える時、どうしても悪い方向に予想が向かうのは何故だろう。まるで何にかに振り回されているかのように。今日など、滋賀のみならず全国的に移動性低気圧による強い風と雨の音に早朝から驚かされた時や、今夏の台風18号や記録的な降雨による鬼怒川の大洪水による風水害による破壊と被災の甚大さを目の当たりにすると、自然の力だからと簡単に諦める以前に、人間活動による落ち度と責任を探るくせが、私にはある。8月の「こうのとり5号」の打ち上げの日にはその快挙にわくわくしながらも、早速、集中豪雨や落雷、突風などに見舞われたではないかと憶測してしまった。かつて、スペースシャトルがISSやハップル望遠鏡衛星と地球の間を100回近く行ったり来たりの打ち上げの際でも、そのためにハリケーンや竜巻の発生と被害がおいかけるように起こったと、恐ろしく思っていた。地上350kmまで飛んでいくロケットなどで大気圏が荒らされて、地球温暖化よりさらに大きく影響するのではないかと案じていた。これは、気象学の知識も少ない門外漢の私だからできる、無謀な想像であったようだ。実際、何の立証もされないし、気象観測衛星なども次々に打ち上げられ局地的な降雨や風まで気象については正確な予報を聞くことができるのも、進歩した衛星による観測データからの予測と迅速な情報伝達が可能となったからこそ。衛星など宇宙開発の貢献度は大きくなるばかりである。最近の国連環境計画(UNEP)でも掲げられているように、災害から生活と身を守り、環境への被害から地域を守る認識と備えが重要ともちろん理解している。だが、ますます甚大化し多発する気象変動を、人類のやむことのない宇宙への夢や開発、利便性のための衛星の打ち上げが引き起こしているものだとしたら、この矛盾をどう解決して、自然の脅威と人間のエゴの中でどう生きればよいのだろう。  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 22:07

2015年08月28日

効果や如何に。琵琶湖水草、苦慮と刈り取り

お盆過ぎから急に涼しくなり、日暮れが早まったことを実感しますが、残暑はまだこれからでしょう。さて、今日のポストに「水草たい肥無料配布」のお知らせが入りました。県の環境対策として、琵琶湖で刈り取った水草からたい肥化やバイオ燃料化を試み、資源の有効利用や循環型社会づくりがすすめられてきました、中でも刈り取った水草たい肥は、かなり定着してきたようです。それにしても、毎年初夏のころから、湖面に現れ繁茂する水草は、秋には湖岸で腐敗臭を放ち、船のスクリューに絡むなど、住民を困らせています。琵琶湖南湖ではヨシ原が消えて、湖岸や人口島など景観整備がすすめられ水質改善と管理がされつつも、平成20年ごろより大量発生する水草(藻)のために、県は調査と対応策を暫時進めてきました。ある意味では、県予算による刈り取り重機船やボランティアの人力による除草作戦も効力があるはずだったかもしれません、そもそも水草繁茂の原因は、琵琶湖に流入する農業排水による湖水の富栄養化と地球温暖化による影響といわれ、刈り取り作戦は、人と自然の綱引きを続けるしかないとの必死の駆除対策でもあります。でも、水草は生息域をさらに広げ年々勢力を増しています。それで、藻の一部を刈り取るのは、逆に刺激を与え生長させ種も拡散してしまうのではないか、「適切なのか」「徹底した対策なのか」と懐疑的意見もあります。特に、大量発生したオオバナミズキンバイの駆除で、これが顕著となりました。それにしても、湖底は腐敗した藻が沈んでヘドロ状態かも?魚の生息場所はどうなるのか?秋に環境市民の心配の種が増えています。  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 19:43

2015年08月22日

市民参加型のエネルギー学習会/参加募集中

滋賀サイエンスカフェ2014でも取り上げ、本年でもテーマとして掲げる未来のエネルギーへの期待は、夢の開発としてではなく、資源保護と原子力発電の見直しから地球温暖化対策とライフスタイルの再考がされつつ、必須の課題の一つと実感しました。また、滋賀県では地域レベルでの再生可能エネルギーの導入促進等を図るための基本方針を掲げ、平成24年滋賀県再生可能エネルギー振興戦略検討委員会が設立され、化石燃料依存削減と低炭素社会づくりへの具体的取り組みが進められています。これまでも、「夏の節電プロジェクト」などの積極的かつ具体的な協働事業が実施され、自治会単位でワークショップや学習会も数多く行われてきました。原発再稼働への反発が広がる今まさに、
協働発電と節電、再生可能エネルギーについて市民として学び考え、人任せのまま「知らなかった」ではいけないこととなってきたようです。そこで、ともに学び考える学習会が、9月5日(土)に大津市浜大津の明日都・市民活動センターにおいて、おおつ環境フォーラム主催で開催されます。時間と興味のある市民の方々は、参加し学び話し合ってみませんか。詳しくは、こちらをご覧ください。http://eco-otsu.net/wp/wp-content/uploads/2015/08/13a5cf22488e8682c86edaddb45e18d7.pdf 
  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 23:46

2015年07月24日

滋賀サイエンスカフェ2015開催のお知らせ、参加を募集します

7月23日、日本時間で6時2分に打ち上げられたソユーズにのった油井さんが、無事にISS(国際宇宙ステーション)に到着。これからの5ヶ月間の長い滞在と重要な任務につきました。宇宙からみた地球について「すごくきれいで言葉がでないくらい」との油井さんのコメントで、さらに宇宙への夢がひろがる思いがしました。さまざまな夢を現実にかえていく、科学と開発される技術の力。やはり素晴らしいものだと思います。さて、今年も先端のサイエンスを身近に誰でもが聞き学び、語ることのできる滋賀サイエンスカフェが開催されます。テーマは、これからの最重要課題となる「未来のエネルギーについて」です。参加については、申し込みが必要。詳しくは、次のURLよりご覧ください。
http://shiga-sciencecafe.jp/2015/20150912_poster-A1.pdf  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 11:18

2015年07月17日

滋賀サイエンスカフェ2014開催より、ちょうど1年❤

台風11号接近のニュースが気になる夜。強まって行く外の風の音を聞きながら、ちょうど1年前を思い出している。昨年の今頃、2014年7月15日から21日までの7日間、滋賀サイエンスカフェ2014を10数名の実行委員会のメンバーで実施していたのだ。「冨江公男写真展+サイエンスカフェ2014」として、サイエンスとアートの出会いの場、未来の環境を創る科学と市民の出会いと学びの場づくりを企てていた。会場は、滋賀県立美術館。多くの環境活動団体、企業、行政などの支援協賛、心温かいボランティアさんの協力で開設できたホームページが大きな推進力であった。折しも手塚治特別展が開催中で、美術館に多大な協力をしていただき、写真家富江さんの理解と参加をえて、ギャラリーの写真展とロビーでのサイエンスカフェのコラボにより、誰でも気楽に専門家より先端科学の話をコーヒーを片手に聞いて語ってともに考えることをめざしていた。7日間のサイエンスカフェは、なにもかも初めて。でも、テーマがどれも興味深かった。「地球温暖化」「バイオミミクリー」「丹波の恐竜」「未来のエネルギー」「太陽のスーパーフレア」「感性をもつロボット」「生き物を観るライフサイエンス」。なにより著名な各講師の先生方の素晴らしい話に、会場は熱気に包まれ、連日参加者の誰もが感動。「もっと話し合いの時間が欲しかった」とのカフェならではの声が上がっていた。結果として、7日間で写真展には約900人、サイエンスカフェには325人が集っていた。開催中の天気は真夏日の連続ながら、7色の虹のような7日間。本当に有難うございました。  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 00:34

2015年07月12日

「タダ」の環境は、宝物かも。

先日の新聞コラム「言語習得、タダじゃない」を読んだことで、20数年前に主婦の集まりでの話題を思いだした。「タダなのは空気だけね」と談笑しながら、物価高騰、税金と年金保険、教育費用から電気水道料金の値上げなどが生活を圧迫していることをぼやき、費用がかさむ事ばかりと嘆いた。その時でさえも、お茶をのみながらその場でそんな話をするためには誰かの住民税・水道電気代の負担があるからと分かっていたから、生活するために必要な自分をとりまく環境のすべてにお金が使われている以上、空気さえもタダとは言えなかったかもしれない。まして、現在のように、地球温暖化の原因となる大気中への2酸化炭素排出量をめぐり、大量排出国の先進国と開発途上国との間で排出量取引が成立し行われるに至っては、空気はもはや有料と言わざるをえない。水道水を飲まずにぺっとボトルの天然水を買うのとは違うが、空気そのものがタダではなくなってきたわけだ。さらに今後、気候変動に関わる気候保護と安全な大気を目的とした技術開発に高額の投資が必要とされるなら、あってあたりまえの空気ながら、高価で貴重なものと認識せざるをえなくなるかもしれない。だから、見えないからこそ、大切にしたいと思う。そのためにできることは、省エネ・省資源・リサイクル・ごみ減量などの基本の3Rの実行。しかし、地球環境とエコのための様々な取り組みがなされてきたなかで、循環型社会構築はどこまで進んでいるのだろう。見えなくても目をそらさず、無理と無駄のない環境づくりから、タダを目指したいものだと思う。  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 14:15

2015年06月20日

めざす長寿社会の環境で、どう自己実現する?

2015年の滋賀環境カウンセラー協会総会で、元滋賀県知事国松善次氏による「100歳人生を考える」という講演を聞いた。日本の人口構成における高齢者率が26%を超え、この長寿社会は、異常ともいえる超高齢社会に向かっているそうだ。たとえば、100歳以上の人口は、1963年に153人だったのが、2014年には約5万9千人に急増し、その約9割が女性。このデータに、まず驚いた。また、65歳からの老後の人生の長さがかつての3倍になっており、退職ゴールからのもう1周をどう生きるかを公私ともに考える時代になっているという。話の中では、これまで健康福祉対策に尽力された国松氏ご自身の体験、マラソン開眼のエピソードなど、筋肉を鍛え健康を保ち、生きがいから気力を維持できる健康づくり戦略を聞かせていただいた。さらに、人生の大きな山をどう登るかの青年教育と同様に、老後にあたる下山の教育が必要と主張され、社会奉仕も大切にし、心も体も脳も鍛えるための教育をする100歳大学の案にふれ、この過程を義務教育化すればよいと説かれた。この提案を聞き、日本の社会を変えてきた団塊の世代は、これからも長寿社会のステークホルダーとして「異常な超高齢社会」を生きる手本となる覚悟と勉強の使命が明示されているのかもしれないと感じた。
 男女で大きな差のある平均寿命を等しくするにはどうしたらよいのか。日本ではすでに長寿、少子化、人口減少の3つが同時に進行し多くの問題が生じており、なす術のない高齢者ではいけないらしい。最大の環境問題は、人口減少と言われており、いろいろな意味で多くの教示をいただいたお話であった。
  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 19:16

2015年06月13日

地球温暖化と異常気象、切り離して考えてみては?!

いよいよ梅雨も本番。天気予報に目も耳も離せない毎日となりました。特に、近年この時期の集中豪雨と落雷は、台風よりも脅威となってきました。経験や予想外の天気にも、日本はもはや温帯性気候ではなく亜熱帯性モンスーン気候になったのではないかと疑っています。それに、雲ひとつ1枚のことで、酷暑から寒冷へと、その変化の大きさと周期の短さには驚くばかりになりました。
 ところで、人間活動による2酸化炭素排出のために地球温暖化が進んでいるという推論が、不可逆性を危惧する人間の理論となっています。まして、科学的データーによる地球温暖化のシナリオから、自然と環境に負い目を感じ無力を知る限り、「地球温暖化」は否定できないことが分かってきました。しかし、この「人間による地球温暖化」こそが、人間の理論で、「地球温暖化」は自然の摂理かどうかはわからないと思うのです。
 だからでしょうか、地球温暖化による気候変動とか、温暖化による異常気象という考え方はすっきりしないのです。だからこの際、人間の論理として、地球温暖化と気候変動や異常気象とを切り離してとらえるべきと考えています。
 閑話休題。先日のことですが、しとしと雨が降り出した涼しい日に電車に乗ったところ、冷房がむやみに効いて寒く身震いをしました。快適への早目の対策のため高じるこの状況は、よくあることで、人の技術が自然との折り合いがつかないための無駄なのですが、まるで気象庁と環境省、経産省の折り合いがついてないことを表するかのようでもあります。真夏に「冷えすぎた車や建物から出て外気の温かさにほっとする」、このために、地球を暖めていることをどう説明したらよいのかと。これからを何をめざすべきかと思います。
  


Posted by 滋賀サイエンスカフェ at 17:05